これから飼育を始める人向け

ミズオオトカゲの飼育方法【初心者向け】

最近、YouTubeで飼っている人の動画が人気になっている「ミズオオトカゲ」。

2mを超える大きさになるものもあり、背中の模様が特徴的なミズオオトカゲを自分で飼ってみたいという人も多いのではないでしょうか?

この記事では初心者向けに飼育方法についてまとめてあります。

こんな人向けの記事
  • ミズオオトカゲがどんな動物か気になる
  • ミズオオトカゲこれから飼おうと思っている
  • 飼ってみたいけど何を準備したらいいのかわからない

 

ミズオオトカゲとはどんな爬虫類?

ミズオオトカゲの飼育方法【初心者向け】 - ミズオオトカゲの飼育方法【初心者向け】

まずは「ミズオオトカゲ」がどんな生き物なのかみていきましょう。

体長は2mぐらいまで大きくなります。飼育環境ではそれより大きくなることは少ないですが、野生などで大きくなる個体は2m50cmにもなると言われています。

さらに大きい個体として、スリランカで3m21cmのものも報告されています。

寿命は15年ほどですが、長生きすると30年近く生きる事もあります。

体重15〜25kg
体長1m50cm〜2m50cm
寿命15年〜20年

 

ミズオオトカゲは別名サルバトールモニターと呼ばれる

日本では「ミズオオトカゲ」という呼び方が一般的ですが、別名で「サルバトールモニター」とも呼ばれています。海外やペットショップなどでも、この呼び方が多く使われています。

英語でトカゲと聞くと「リザード(lizard)」というのを思い浮かべますが、オオトカゲは英語で「モニターリザード(monitor lizard)」というふうに呼びます。

そのため、オオトカゲの名称として、「モニター」がついているというわけです。

ミズオオトカゲの生息地

ミズオオトカゲ生息地は主に東南アジアを中心にいろいろな国に分布しています。

ミズオオトカゲの生息地
  • インドネシア
  • カンボジア
  • インド(アンダマン諸島)
  • シンガポール
  • スリランカ
  • タイランド
  • 中国南部
  • ベトナム
  • マレーシア
  • ミャンマー
  • ラオス

水の中を泳ぐのが得意で、主に川や湖などの水辺に生息しています。

都市部などでも生きていけるため、犬や猫のように野良のミズオオトカゲがいる国もあります。

タイのルンピニー公園では、数多くのミズオオトカゲを見ることができます。タイに行くことがあれば、訪れてみてはいかがでしょうか?

生息地によって模様は違う

ミズオオトカゲは体の模様が斑点状になって特徴的です。

東南アジアに広く分布していますが、模様や色などは生息している場所によって変わってきます。

数が少なくレアものもあるため、購入する値段もかなり変わってきます。

希少なアルビノやメラニスティックの個体

ミズオオトカゲに限らず、動物には遺伝子の異常などで体の色が白や黒になってしまう事があります。

  • アルビノ…先天性色素欠乏、体が白くなる。
  • メラニスティック…メラニン色素過剰、体が黒く。
  • アザンティック…黄色色素欠乏、体が白黒のモノトーン。
    …など

これらも希少な個体だけあって、値段の方もかなり高くなり数十万円は必要になります。

ミズオオトカゲを飼うのに必要な道具

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ミズオオトカゲは珍しい個体もあるので、ものによっては高額になりますが、特に育ってないものであれば、数万円から手にいれる事ができます

ですが、購入するコストより、環境を整えたり、維持するのにお金がかかります。

必要な道具を揃えるのに10万円以上はかかることになります。

大型の「水槽」「ゲージ」

まずは、飼育するスペースが必要です。水槽やゲージを

ベビーのミズオオトカゲを育てる場合は小さいゲージでもいいのですが、成長スピードが意外と速いので買い替えをしなければならなくなることがあります。

ベビーから買う場合でもある程度大きめのものを購入する方が良いでしょう。体が入るように幅90cm以上のものがおすすめです。

成体になった時のことを考えると幅180cm以上のものは必要です。

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なお、大型のゲージはなかなか販売していないため、オーダーメイドや自作をしなければならない事があります。

ミズオオトカゲは力が強いため、作りがしっかりしていないと脱走してしまうこともあります。自作する場合は強度のしっかりした物を作るようしましょう。

また、体長が2mを超えることもあるので、大きくなってしまった場合は専用の部屋を用意する事を考えなければなりません。ミズオオトカゲを育てる場合はある程度、覚悟が必要になります。

水場を用意する

ミズオオトカゲの名の通り、水場を用意する必要があります。

体をおおうほどの水が欲しいので、大きめなものが必要になります。

また、水場にいる事が多いため、ゲージ内の半分以上を水場にして構いません

ゲージは水容器を入れることを考えるとかなり大きなものが必要になります。

 

フンも水場でする事が多いため、まめに取り替えて清潔に保つようにしましょう。

床材

水に使っている事も多いため床材を敷かない選択肢もありです。

大きくなるとフンなども水の中でする事が多いので、床材を敷かない方が楽なこともあります。

床材を弾く場合は、保湿を意識したヤシガラ土などがいいです。掃除が大変なため人工芝などを使うのもいいでしょう。

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紫外線ライトとバスキングライト

ミズオオトカゲの育成には紫外線ライトとバスキングライトが必要になります。

直射日光により日光浴をさせることも可能ですが、通常は紫外線ライトとバスキングライトを設置します。体が大きい場合は、全身に浴びられるようにいくつもライトが必要な場合があります。

日光浴は骨格形成にもかかわるビタミンD3を体内で作るため必須です。

ビタミンD3が足りないと「クル病」になってしまう事があるので、とても重要です。

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室温の管理

もともと熱帯に住んでいるミズオオトカゲ、飼育環境でも温度は高めに保たなくてはなりません。

バスキングスポットは高めに40度以上になるようにします。

バスキングスポット以外の場所は25〜30度ぐらいに保ちます。

ヒーターを使って温めることもできますが、多頭飼いしている場合はエアコンなどで飼育している部屋ごと温めるのもアリです。

自動で温度調節をしてくれるサーモスタットを使うと温度の管理が簡単になります。

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1年を通してこの温度と湿度を保たなくてはならないので、電気代が結構かかります

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ミズオオトカゲの餌

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基本的には肉食で昆虫や卵も食べます。

ミズオオトカゲの餌
  • ピンクマウス
  • 鶏肉
  • 豚肉
  • ヒヨコ
  • 昆虫

  • …など

特定の餌を好き嫌いをして、食べないこともありますが、バランスを意識して餌を与えなければなりません。

「よく食べるから….」とピンクマウスなどばかり与え過ぎてしまうと、肥満につながります。

肥満は最悪の場合に「肥満死」につながってしまうため、注意しましょう。

カルシウム、ビタミン不足を意識してサプリメントを混ぜてあげるのもいいでしょう。

子供から成長しているときは毎日エサをあげても構いませんが、成体になると頻度は1週間に1〜2度で十分です。

オオミズトカゲを飼育する際の注意点

ハンドリングはしやすい

基本的に爬虫類は犬や猫のように懐くことがありません。

ただし、人に触られたりすることに慣れることはあります。

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ミズオオトカゲは性格が比較的おとなしいとされていて、人に慣れやすいとされています。

そのためハンドリングなどもしやすい爬虫類とされています。

もちろん、人に慣れない個体も多くいます。

加えて体が大きいため、力は相当なもの。暴れたりした時に抑え込むには、かなりの力が必要になります。

子供や女性など、力の弱い人がハンドリングする場合は注意が必要です。

噛まれたり引っ掻かれないように注意する

餌やりの際に間違って噛まれるということもあります。力も強いためなかなか離してくれなく、痛みはかなりのものです。

微弱ですが、毒性もあり噛まれた部分は赤く晴れる事があります。場合によっては病院に行った方が良いでしょう。

また、飼育の際に爪による怪我も多いです。

爪切りは大変ですが1ヶ月に1回はしたいところです。爪切りは犬猫用のものを使うのもおすすめです。

世話をするときは怪我をしないために、手袋をつけるようにしましょう。

サルモネラ菌を保有している

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爬虫類全般的に言えることですが、サルモネラ菌を保有しているため、扱うには注意が必要です。

サルモネラ菌により、サルモネラ症になってしまうと、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状が現れます。治るまで、2〜7日ほどかかります。

餌を与えたり世話をした後、飼育場所の掃除、ハンドリングの後は石鹸でよく手洗いをよくするようにしましょう。

ミズオオトカゲの病気について

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ミズオオトカゲは犬や猫のなどの一般的なペットと違い病院では対応してくれない事が多いです。

なので、飼う際にはあらかじめ対応してもらえる病院を探しておきましょう

爬虫類の病気サインはわかりにくい事が多いので、普段から様子をよく観察してあげるようにしましょう。

何かあった場合は、なるべく早めに病院に連れて行ってあげましょう。

よくかかる病気としては以下のようなものがあります。

クル病(代謝性骨疾患)

カルシウム不足、ビタミンD3不足から起こる病気。骨が柔らかくなり、足や背骨が変形してしまう。

兆候
  • 壁や枝に登らなくなる
  • 食欲がなくなる。
  • 目や口が開いたまま
  • 尻尾や背中が曲がってしまう
    …など。

症状が出てからは手遅れになっている場合もあるので、普段から紫外線をよく浴びせて日光浴をさせる事、食事に気を使う事が重要です。

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脱皮不全

脱皮がうまくいかず皮が引っかかって、最悪のケースだと、その部分が壊死してしまう事があります。

こちらも紫外線を当てるのが足らなかったりすると起こると言われています。

また、湿度が適切出ない場合も起こりやすいとされています。

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まとめ

ミズオオトカゲは体長が最大級のオオトカゲなので、ぜひ飼ってみたいペットの1つだと思います。

人慣れしている個体であれば、ハンドリングを行うこともできます。

初心者には環境を整えるのがすこし難しいかもしれませんが、世話をするのは比較的に簡単な部類なので、ぜひ飼うことに挑戦してみましょう!