飼育・生体

日本に生息する爬虫類、両生類たち

最近ではペットとしても根付いている爬虫類、両生類ですが、その多くは外国原産のものが多いです。

ペットリザードの代表種であるレオパードゲッコー、フトアゴヒゲトカゲ。ヘビではボールパイソン、コーンスネークが有名です。

カメではドロガメやニオイガメ、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)。

両生類でもウーパールーパー(メキシコサラマンダー)やツノガエルが人気です。

これらは全て日本以外の生物です。

海外の爬虫類もとても魅力的な種類が多いですが、日本の爬虫類、両生類もチェックしておきましょう!

 

日本のトカゲ、カナヘビ

 

夏になると道路に出てきたり森のなかで暮らしています。

代表的な種類を見てみましょう!

 

ニホントカゲ

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本種は西日本に分布します。

近縁種にはヒガシニホントカゲ、オカダトカゲがいます。

幼体期は美しい青い尾に縦に入った縞模様が特徴です。

成体になると茶褐色になり、オスは太い縦縞が入ります。発情期になると赤褐色になります。

 

よく住宅地などで日向ぼっこしています。

素早い動きで人間から逃げていくのをよく見ます。

 

現在は減少傾向にあります。

 

ニホンカナヘビ

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ニホンカナヘビもよく見る種類です。

茶色いくて細い体に白いラインが特徴です。

 

ニホントカゲとは異なり幼体期も青くはなく茶色いです。

また、ニホントカゲとの見た目で大きく違うのはツヤの有無です。

ニホントカゲは全体を通してツヤがありますが、ニホンカナヘビはカサカサしています。

他にも尾が長い、腹皮が黄白色であることで見分けられます。

 

子供の頃によく捕まえて遊んだりしますね。

子供から大人まで愛される種類です。

 

ミヤコカナヘビ

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宮古島の固有種であり、美しい緑と長い尾が特徴のカナヘビです。

インドクジャクやイタチによる捕食、ペットとしての乱獲によってその数を減らしています。

現在では絶滅危惧IA類に登録されています。

捕獲はもちろん、飼育、譲渡、売買も禁止されています。

ペットとして捕獲されるのも頷ける美しさです。

 

宮古島固有種である本種を絶滅させたくはないですね。

美しい姿をインターネット以外で見ることができるのを望んでいます。

現在飼育している個体については問題ないです。

 

オキナワキノボリトカゲ

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奄美大島や沖縄諸島に生息しているトカゲ。

ゴツゴツした鱗と尖ったクレストが魅力的な本種。

樹上性ではあるものの地上に降りることもあります。

 

日本らしからぬ見た目はアガマ科の片鱗が伺えます。

グリーンイグアナを小型化したかのような見た目です。

 

テラリウムで飼育されることが多く、素早いので脱出には要注意です。

自然下での数は減少傾向にあるので流通量は少ないです。

 

日本のカメ

 

ニホンイシガメ

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日本固有種。

縁日などでお馴染みのゼニガメです。

淡いオレンジ色になり、腹皮は真っ黒に美しく発色します。成長すると体色は黒になります。

22cm程度になり、飼育するのは用意です。

 

準絶滅危惧種に登録されていますが田舎の自然豊かな場所に行けば会うことができます。

池などの岩場で日向ぼっこしている姿が日本らしさを演出します。

 

朝鮮半島から持ち込まれたクサガメとの交雑種「ウンキュウ」が増加していますが甲羅や腹甲に違いが現れます。

 

ヤエヤマセマルハコガメ

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石垣島、西表島の固有種。天然記念物。

森林周辺の低湿地などに生息する。ヤマガメの例に漏れず高湿度を好む傾向があります。

近縁種のチュウゴクセマルハコガメに比べ、甲羅が扁平で細長いことが特徴です。

 

オレンジ色の甲羅に黄色い体色が美しく、老齢になるにつれて分厚くなる甲羅が威厳を放ちます。

甲羅を完全に閉じて身を守る姿こそカメの特徴をバッチリ抑えている感じがして可愛いですね。

 

旅行の際に見かけても日本固有の数少ないヤマガメなので大切に見守りましょう。

 

 

日本のヤモリ

 

よく見かけるニホンヤモリは日本の固有種ではなく、中国大陸から持ち込まれたものとされています。

では日本固有種のヤモリはどんなものがいるのでしょうか。

 

タワヤモリ

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画像出典: wikipedia

 

西日本に分布するヤモリ。海岸や乾燥した岩場を好みますが家屋などにも住み着きます。

ゴツゴツした岩っぽい見た目が特徴でパッと見ただけでは見つからないです。

茶褐色の見た目は奥ゆかしく、トッケイやクレステッドゲッコーのような派手さはないもののヤモリらしさがあって可愛らしいです。

 

ニホンヤモリは白~薄茶色の体色をしているので見比べればわかります。

小さな体で壁面に張り付いている姿は他のヤモリと同じく愛らしいです。

 

現在では準絶滅危惧種に登録されています。

 

ヤクヤモリ

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画像出典: wikipedia

屋久島や九州南部に分布する日本固有のヤモリです。

褐色の体に斑紋が美しいです。

尾は胴よりも長くなり、綺麗な縞模様になります。

クリクリの目も愛くるしいです。

見た目からTHE 壁チョロ!って感じですね!

 

ヤクヤモリだなんてなんとも威厳のあるお名前をしていますが家屋や社寺の壁に張り付いてたりします。

夜の街灯付近なんかを探してみてもいいかもしれません。

 

絶滅危惧Ⅱ類に登録されています。

日本のヘビ

 

日本固有のヘビは多くいます。その中でも代表的、珍種をピックアップします。

 

アオダイショウ

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言わずとしれた日本固有種代表でしょうか。

地域によって色に差異がありエゾブルー、オリーブ、アルビノなど美しい色を持ちます。

中には斑紋が浮かぶものがいて見る楽しさは尽きません。

なかでもアルビノのアオダイショウは神の使いとされており、その見た目も神々しいです。

 

毒を持たず、日本の気候に合っているので飼育のしやすさはバツグンです。

国内でも多くの繁殖個体がいるので飼育してみてはいかがでしょうか。

 

シマヘビ

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シマヘビもまた日本を代表するヘビですね。

 

オリーブ色の体色に縦の縞模様が象徴的です。

ナミヘビらしいつぶらな瞳と細い鼻先が可愛らしいです。

サイズも可愛らしく、小型なものだと80cmになります。

キリッと男前な顔を見せてくれることもあります。

 

黒変(メラニスティック)やアルビノもおり、様々な色を見ていて楽しいです。

 

野生下ではカエルやネズミ、小鳥を捕食します。

飼育下ではマウスを与えます。

 

最近では横浜のショップの方で双頭シマヘビがいて話題になっていますね。

 

イワサキセダカヘビ

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画像出典: wikipedia

ここで一種、珍種を紹介します。

 

石垣島と西表島にのみ分布するイワサキセダカヘビです。

 

このイワサキセダカヘビは世にも珍しい「右利きのヘビ」です。

というのも左の歯よりも右の歯の方が本数が多いのです。

捕食対象であるカタツムリも多くが右巻きなことが由来していると考えられます。

効率よく捕食するためにこのような進化をしたとされています。

 

アゴの形も面白く、上顎の牙はほとんどなくなっています。

これはカタツムリを吸い出すために進化しました。

 

非常に面白いヘビですよね。

 

見た目は黄褐色で黒の横縞模様が浮き出ています。

サイズは可愛く最大でも70cmとされています。

 

流通はほとんどありません。

 

日本の有尾目

サンショウウオやイモリは非常に多いです。その中からピックアップします。

オオイタサンショウウオ

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画像出典: wikipedia

その名の通り大分に分布するサンショウウオです。

その他にも宮崎、熊本、高知に分布します。

かなり分布が狭く、池や田んぼに住んでいます。

 

10~18cmと小型ですがサンショウウオらしいかっこいい見た目をしています。

茶色がちな体色に白い斑紋が浮かびます。

 

食性は肉食で昆虫やミミズを食べます。

 

大分市の天然記念物で絶滅危惧Ⅱ類に登録されています。

 

オオサンショウウオ

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© millions27/123RF.COM

岐阜県以西の本州、四国、九州に分布する日本の固有種です。

国の特定天然記念物に登録されています。

 

大きな体にツルッとした体型、つぶらな瞳がチャームポイントですね。

暗い褐色に黒い斑点といういかつさに反して顔はなんだか優しそうでおじいさんみたいです。

それもそのはず、飼育下では50年以上生きたことが記録されるぐらい長寿な生き物なのです!

生きた化石ともいわれ、その姿を3000万年も変えていないのです。

 

全長は50~70cmがほとんどで最大では150cmになったことも記録されています。

現在では絶滅危惧Ⅱ類に登録されていて、飼育することは出来ないですが

京都水族館や三重の日本サンショウウオセンターで見ることが出来ます。

 

アカハライモリ

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言わずと知れた日本のイモリ。よく見るイモリ。イモリといったらコイツ!というぐらいまで有名です。

実は日本の固有種なのです。

 

その名の通り赤いお腹が特徴的で他のイモリに比べてゴツゴツしていません。

サンショウウオに比べるとザラザラしています。

 

水中をスイスイ泳ぐ姿や陸上で猛ダッシュする姿はとても可愛らしいです。

レイアウトを組んで飼育を楽しむスタイルが向いています。

 

イモリは「井戸を守る」ことから名前が付けられており、人間との生活も密接にあるのです。

 

イボイモリ

 

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画像出典: wikipedia

日本の奄美大島や徳之島などに分布するイモリです。

 

肋骨が皮膚を押し上げて背中側が盛り上がります。

さらにゴツゴツとしたイボが浮き出るのでもはや小さな怪獣です。

 

顔つきも男前。しかも生きた化石。

男のロマンを詰め込んだようなイモリです。

その姿にファンが多くいます。

 

近縁種のミナミイボイモリも非常にかっこよくて筆者はベタボレです。

 

イボイモリは天然記念物に登録されております。

 

日本のカエル

 

ニホンアカガエル

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本州から九州に分布する日本固有種。

伊豆諸島には人為的に移入されている。

 

3cm~7.5cmと小型のカエルで赤褐色の体色が特徴。

ヤマアカガエルとよく似ているので混同されがちなカエルです。

 

都市部にも生息し、水辺で見ることが出来ます。

「キョキョキョ」や「キャキャキャ」といった鳴き声が可愛らしくて振り向いてしまいます。

 

ナガレヒキガエル

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画像出典: wikipedia

近畿周辺の山岳地帯に棲むヒキガエル。

流れのあるところに生息することから名付けられました。

オタマジャクシは口が吸盤になっていて流されないようにくっつきます。

 

赤みがかった体色が特徴で顔はヒキガエルらしくガッシリとしています。

ゴツゴツとした体表が男心をくすぐる非常に魅力的なカエルです。

 

現在はナガレヒキガエルの棲家である山が減少しており、従って本種の数も減少傾向にあります。

ナガレヒキガエルを守るためにも山の保全は積極的にしていきたいですね。

 

シュレーゲルアオガエル

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なんとも洋風な名前をしていますが日本の固有種です。

本州、四国、九州に分布します。

 

3cm~4cmと小型のカエルです。

 

緑色の体色と白い腹はまさに日本のカエル!といったところで風情を感じます。

ほとんど無地で美しいです。

ニホンアマガエルに見間違えられがちですが、鼻周辺にスポットがないことで見分けられます。

 

田んぼなどに多く生息し、「コロコロ」と鳴きます。

暖かくなると出てくるところもカエルらしくて可愛いです。

 

まとめ

 

日本固有種の爬虫類、両生類から数種をピックアップしました。

 

日本の爬虫類、両生類はとても魅力的だということが伝わりましたでしょうか。

年々数を減らし、飼育することが出来なくなっている種類も多くいます。

保全活動にポジティブなスタンスをとっていたいですね。

 

これをきっかけに少し、日本の爬虫類、両生類をもう少し調べてみてはいかがでしょうか。

知ることで飼育も楽しくなります!

それでは、より良いレプタイルズライフを!