これから飼育を始める人向け

ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー )をお迎えする際、初心者の最初の壁が「品種」と「値段」です。

可愛いレオパが欲しいけれど、どんな品種がいるのか分からない
予算内でどんな品種が買えるのか分からない

こんな悩みを持つ初心者の方は多いです。レオパは品種が多く、それぞれ値段もまちまち。最初はどのくらいの予算を用意すればいいのか分からないものです。

この記事では、初めてレオパをお迎えする方向けに、代表的なモルフ(品種)と、生体購入時の予算を解説しています。

この記事の内容
  • レオパの代表的な品種
  • 生体購入時はどの程度の資金を用意しておけば良いか
  • 予算内で購入できるおすすめのモルフ

こんな内容でお送りします。初めてレオパを飼う方はぜひ参考にしてください。

ヒョウモントカゲモドキの値段は、品種の他にも流通状況や個体のグレード、店ごとの値付けに大きく左右されます。記事内の価格はあくまで参考程度に考えてください。

Eye catch photo by christina rutz

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー )の値段

名称未設定のデザイン (5)のコピー - ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説

ペット爬虫類として大人気のレオパードゲッコー。購入時の価格はどの程度なのでしょうか。ここでは、レオパの値段について解説していきます。

  • レオパの値段は最低価格4,000円程度 20万円以上する品種も
  • 種類ごとに価格差が大きいのはなぜ?

以上の順に見ていきましょう。

レオパの値段は最低価格4,000円程度 20万円以上する品種も

レオパは様々な価格帯で販売されています。レオパの価格が変化する要素は、概ね以下の三つです。

レオパの価格を左右する要素
  • 人気
  • 品種
  • 個体差による美しさ(グレード)

ハイイエローなど流通が多い品種であれば、最安値はおおむね4,000円程度。珍しい種や人気の種は値段が高く、時には20万円を超えることもあります。

種類ごとに価格差が大きいのはなぜ?

同じレオパでも、品種によってなぜここまで価格差が出るのでしょうか。品種ごとの人気も理由の一つですが、要因として大きいのは発生の難しさです。

基本的に、美しい表現の個体を作り出すのは相応の手間と時間、努力が必要になります。高額で販売されるモルフの場合、作出に10年以上かかったものも存在します。

美しく発生の難しい表現であればあるほど価格は高くなります。それだけの手間と労力がかかっている証明と言えます。

ヒョウモントカゲモドキ購入時の予算

名称未設定のデザイン (8) - ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説

photo by Matt Reinbold

では次に、ヒョウモントカゲモドキをお迎えする際の予算を考えていきましょう。生体の価格と、飼育環境作りの費用について、以下の順で紹介していきます。

  • 好みの個体を選ぶなら個体購入価格2万円程度は確保したい
  • 飼育環境作りに最低15,000円程度かかる

それぞれ詳細を解説します。

好みの個体を選ぶなら生体価格2万円程度は確保したい

生体購入の予算は、欲しい個体が決まっていないのであれば2万円程度は用意したいところです。2万円以下でも生体の購入は可能ですが、品種や個体の選択肢が狭まります。

最初の一匹は飼い主にとって非常に思い出深い個体です。気に入った子をお迎えするためにも、少し予算に余裕を持つことをおすすめします。

飼育環境作りに最低1万円程度かかる

レオパの飼育環境ですが、専用の用具を揃える場合は1万円程度は確保したいところです。お迎えの際には、以下の器具が必要になります。

レオパ飼育に必要な器具リスト
  • 爬虫類用ケージ
  • パネルヒーター
  • 床材
  • 水入れ
  • シェルター

なお、以上のものは飼育する上での必要最低限です。冬場の保温を強化する場合や大きいケージで飼育する場合などは器具の買い替え・追加が必要になります。

専用のケージを使わず百均の容器などで飼育するケースも見受けられますが、基本的にはおすすめしません。爬虫類の飼育を想定して作られていないため、使い勝手がよくないためです。保温器具の使用で思わぬ事故に発展する場合もあるので、予算を確保して専用ケージで飼育することが推奨されます。

ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説 - ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説
初心者でも飼える!レオパードゲッコーの飼育方法爬虫類の中でトップの人気を誇るレオパードゲッコー。 最も飼育がしやすいと言われている爬虫類ですが注意点はいくつかあります。 ...
ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説 - ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説
予算別爬虫類ケージの選び方 爬虫類の飼育に欠かせないのが飼育用のケージ。値段や大きさなど種類が多くあり、初めての飼育の場合はどの商品を選べばいいか迷ってしまうかもし...

ヒョウモントカゲモドキのモルフ(品種)

名称未設定のデザイン (6) - ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説

レオパのモルフは数が多く、2019年時点で100種類以上が存在すると言われています。全ては紹介しきれませんので、代表的なモルフ6種類と、豆知識として超高額モルフを1種紹介していきます。

  1. ハイイエロー
  2. タンジェリン
  3. マックスノー
  4. トレンパーアルビノ
  5. ラプター
  6. ブリザード
  7. 最も値段の高いモルフは?

以上の順に見ていきましょう。

ハイイエロー

ワイルド(野生種)の中から、黄色の強い個体を交配して生まれた品種です。流通量が多く、比較的安価で購入可能です。店舗によっては8,000円以下で販売しているケースも見受けられます。

タンジェリン

オレンジ系統の色が強く出ているモルフです。ハイイエローより少しオレンジがかっている程度から、真っ赤に近い色まで表現にバリエーションがあります。

ベビーの頃から育てると将来どんな模様になるか楽しみな種類です。

マックスノー

ハイイエローの黄色が減退し、黒いまだら模様が目立つモルフです。地の色は白から薄いピンクになっています。

トレンパーアルビノ

トレンパーアルビノは、三種いるアルビノの中で、最も多く流通しています。単に「アルビノ」と言われる場合はこのモルフを指すことが多いです。

ハイイエローの色合いを全体的に薄くしたようなものから、斑点がほとんど消えてしまうものまで様々な表現が見られます。

ラプター

ラプターはアルビノの因子を持つモルフの一つ。赤い目と薄い体色を持ち、全体的に黄色がかっているのが特徴です。
非常に美しい種ですが、ラプターを始め目に特徴のあるモルフは視力が弱い場合があります。やや神経質な性格をしていることもあるので、優しい取り扱いが必要です。

ブリザード

レオパ特有の斑点がなく、体全体が白から薄い灰色になるモルフ。うっすら黄色くなるものから、ほとんど真っ白になるものも存在します。

最も値段の高いモルフは?

レオパの高額品種はいくつか存在しますが、その中でも突出して価格が高いのはブラックナイトです。レオパには珍しい黒い体色のモルフで、黒い面積が多いほどグレードが高いとされます。

全身真っ黒の個体はフルブラックと呼ばれ、非常に美しい漆黒の体色が特徴的です。
グレードによって値段は異なりますが、真っ黒に近い個体は20万円以上の価格がつくこともあります。

2万円までの値段で購入できるおすすめモルフ(品種)

レオパの価格には、モルフが大きく関連してきます。先ほど「予算は最低2万円」と説明しましたので、ここでは2万円以内で購入できるおすすめモルフを4種紹介します。

  • ブレイジングブリザード
  • ブラッド
  • スーパーマックスノー
  • ジャングル

それぞれどんなモルフなのか、詳しくみてみましょう。

ブレイジングブリザード

ブリザードと、三種のアルビノのどれかを掛け合わせた個体はブレイジングブリザードと呼ばれます。通常のブリザードと比較して、より白くなっているのが特徴です。

レオパは成長によって色合いが変わるため、どの程度白くなるかは個体差があります。ブレイジングブリザードの中には全身真っ白で、ほぼ純白に近い色合いの個体も存在します。

白いレオパが欲しい方には特におすすめです。

ブラッド

タンジェリン系の中でも、とりわけオレンジや赤が強く出た品種です。オレンジ系のモルフが気になっている方におすすめです。

スーパーマックスノー

マックスノーの黄色の減退がさらに進み、白地に黒斑点という特徴が顕著になったモルフです。また、スーパーマックスノーには目が黒目になるという特徴もあります。

うる目に水玉模様という特徴から愛らしさが際立っており、特に女性に人気のモルフです。

ジャングル

背中や尻尾の斑点が乱れており、独特の模様になるモルフです。斑点が繋がり、帯状の表現になっている個体もいます。

模様の個体差が大きく、お気に入りの一匹を見つけるのが楽しい品種です。

レオパを安く買うならイベントでの購入がおすすめ

名称未設定のデザイン (5) - ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説

レオパを比較的低価格で購入したいのであれば、爬虫類イベントでお迎えするのがおすすめ。爬虫類イベントは、全国のショップやブリーダーが一堂に会する機会です。多くのブースがイベント特価で生体を販売しています。

レオパは人気種のため、たくさんのブースで取り扱っている種です。価格や個体差を比較しながらお気に入りの個体を選べます。

初めてなのにいきなりイベントはちょっと怖い

そんな方は、ぜひ以下の記事を参考にしてください。爬虫類イベントの参加方法や、注意点などを紹介しています。

爬虫類イベントの歩き方 - ヒョウモントカゲモドキの値段とモルフ(品種)代表的な種類と購入予算を解説
【爬虫類イベントの歩き方】参加方法と生体購入のポイントを解説各地で定期的に開催されている爬虫類イベント。 爬虫類飼育者にとっては一度に様々な生体に出会うことができるお祭りのようなもので、たく...

まとめ

愛くるしい姿と飼いやすさで人気のヒョウモントカゲモドキ。これまで多くのモルフが作出されており、品種次第で天と地ほどの価格差があります。

レオパは安い買い物ではありません。どの程度の予算を確保するかはお財布と相談が必要になります。しかし、レオパは購入後10年以上一緒に暮らす相棒です。お気に入りの一匹をお迎えするためにも、ある程度思い切った金額を用意することをおすすめします。どの生体が良いか迷ってしまった場合は、お店に予算の上限を伝えておすすめの子を教えてもらうのも一つの手です。

最初の一匹を選ぶ際、ぜひ今回の記事を役立てていただければと思います。