基礎知識

爬虫類飼育者が常にストックしておきたいアイテム

水棲カメ大好き元ショップ店員のせみくじらです。

爬虫類を飼っているとエサを切らしたりケージが破損したりなど不意のトラブルが起きかねません。

そのような緊急事態に備えておくことも飼育者の義務です。

常に持っておきたいものを紹介します!

 

冷凍餌・乾燥餌

  • 急な温度変化に対応できずコオロギが落ちてしまった
  • 急に人工飼料を食べなくなった
  • 買いに行く時間がなかった
  • 金魚が売っていなかった

など活餌をメインで与えている方には起きがちなトラブルです。

こういったトラブルを避けるためにも常に余分に冷凍餌や乾燥餌はストックしておきましょう。

 

冷凍コオロギや乾燥ワームがショップやネットで多く売られています。

魚であれば冷凍ワカサギやイカなどがあるといいです。

 

非常用として持っておきましょう。使わないに越したことはないです。

 

ヒーター・サーモスタット

パネルヒーターや暖突、サーモスタットは電気で動いています。

絶対に壊れないという保証はありません。

何かの拍子にショートしてしまったりすることもあります。

 

アクアリウム用のヒーターの寿命は約1年と言われています。

定期的に買い替えましょう。

 

不意に壊れてしまったときのためにも余分に持っておきましょう。

安いものではありませんが生体のことを考えると持っておいて損はないです。

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バスキング・紫外線ライト

ヒーターと同じく、壊れるリスクがあります。

割れたりする可能性もありますね。

 

爬虫類は自分で熱を発する事ができないので外的な熱に頼るしかありません。

一日や二日でも寒い思いをしてしまうと調子を落としたり、最悪の場合死んでしまいます。

 

そんな悲しい事故を起こさないためにも余分に1つは持っておきましょう。

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ケージ

  • ケージ内に真菌が発生してしまった。
  • レイアウトが崩れて割れてしまった
  • 水漏れがある

 

こんなトラブルを避けるためにも飼育用ケージは余分に持っておきましょう。

高級なケージである必要はありません。

生体のサイズに合ったプラケースや水槽、衣装ケースがあればいいです。

 

生体が命を落とすリスクを減らすために、次に買うまでの繋ぎとして、殺菌消毒が完了するまでは一時的に引っ越してもらいましょう。

脱走防止も忘れずにしましょう。

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床材

ソイルに真菌やダニが発生したり水浸しになってしまったときのために余分に持っておきましょう。

キッチンペーパーなどで飼育している場合はスーパーなどで買えますが、爬虫類用の床材はそうはいきません。

ネットで注文するにしても最低1日はかかってしまうので生体のストレスをなるべく減らしてあげるためにも持っておくほうがベターです。

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持っておくと便利なもの

ここからはマストではなく、あると便利なものを紹介します。

 

タッパー

人工飼料のストックや水入れとして使えます。

小さいものがあるとダスティングにも使えておすすめです。

各サイズ用意しておくと様々なシチュエーションに対応できて便利です!

 

軽量スプーン

人工飼料を作る際や与える際に手を汚さずにできます。

また、軽量スプーンを使うと毎回同じ量で作れるので餌の周期を計算出来ます。

 

ダスティングする際にも活躍してくれます。

 

鉄製のピンセット

給餌用ではなく掃除用に使います。

手の届かない場所やレイアウトを崩してしまう場所の糞を取る際に活躍します。

食べかすなどを取ったりもします。

長いものがあるとなるべく生体にストレスを与えずに掃除ができます。

 

鉄製のピンセットはミルワームやコオロギの頭を潰す際にも使えるので数本持っておくと良いでしょう。

 

ノンアルコール除菌

シートタイプと霧吹きタイプのものがあるので使い分けましょう。

ケージの壁面が汚れてしまって鑑賞性が良くないときに使います。

 

ノンアルコールなので生体に負荷をかけずに掃除出来ます。

真菌発生の予防にもなります。

 

くれぐれもビショビショにならないように気をつけてください。

 

目の細かいザル

サラサラしているタイプの床材の掃除に使えます。

ピンセットでは取り切れないゴミを取ることが出来ます。

尿酸で固まった砂などがとれるので重宝します。

 

まとめ

自分の愛する生体を守るために最低必要なものを紹介しました。

金銭的には決して安いものではありませんが命を優先することが大切です。

不意の事故やトラブルに対応しながら飼育者としてもレベルアップができます。

知識を付けて、のびのびと楽しく飼育することを目指しましょう!

便利なアイテムも最近では100円ショップなどで購入出来るので手間を惜しまずに飼育しましょう!

 

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